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目標を決めるシート

認知行動療法のはじめの段階ではセラピスト(認知行動療法を行う人)とクライエント(認知行動療法を受ける人)とで治療目標をたてます。
治療目標は、全般的な目標と具体的な目標とにわけけて考えるとわかりやすいです。

目的

目標を決めるシートは、大きく全体的な達成目標(全般的目標)と実現可能で目に見える変化があり、測定可能具体的で小さな目標、そして目標達成の妨げになっている問題を明確にするために用いることができます。

どんなときに役に立つか

・治療目標をたてるとき など

つかいかた

治療目標の設定のポイントは3つあります。
 ① その目標が重要であるか(将来につながるものか)
 ② 自分でコントロールできる変化であるか(他人に決定権があるものではない)
 ③ 具体的で現実的か(「二度と落ち込まない」などの達成困難な目標ではない)

セラピストと話し合いながらシートに沿って目標を立ててみましょう。